ピルの継続服用による健康被害はある?

ピルの服用について相談している女性ピルは女性用経口避妊薬です。一般的に使用する避妊薬としてよく知られているのは低用量ピルですが、これは効果を得るためには継続服用する必要があります。しかし、継続することで何かしら健康被害はあるのでしょうか。
低用量ピルの場合、健康被害はありません。むしろ女性ホルモンをコントロールできるため、子宮体ガンや卵巣がんになりにくくしたり、子宮内膜症を治す効果や乳房の腫瘍の発生率を下げる効果があります。しかし、使用し始めは副作用があります。症状や程度には個人差がありますが、妊娠初期のような症状が現れます。頭痛や吐き気、倦怠感などが生じますが、これは体内のホルモンバランスが整うにつれ解消されます。また、ピルを服用することで避妊効果があることから、不妊の可能性を心配する方もいますが、継続服用しても不妊になる恐れはありません。もし、妊娠したいのであれば使用を止めるだけで妊娠しやすい体質にできます。
では、アフターピルの場合はどうでしょうか。アフターピルは低用量と違い、服用を継続する必要はありません。避妊を忘れた時だけ、性交渉後72時間以内に服用することで受精卵の着床を強制的に防ぎます。そのため低用量ピルよりは体に負担をかけてしまうので、副作用は生じやすくなっています。しかし、使用後に健康被害が出ることはありません。ただし次の生理が通常より前後する可能性はあります。
このようにピルには継続服用による健康被害はありません。むしろ、女性特有のがん予防効果があったり、PMSや生理諸症状を緩和する効果があります。そのため、妊娠を望まない場合や生理不順や生理諸症状を改善したい際には安心して継続服用することができます。